「おぎはら歯科医院」では、神奈川県横浜市を中心に歯医者への通院が困難な方の個人宅や介護施設・老人ホームなどへの訪問診療を行っています。管理栄養士在籍で食支援対応も可能。リハビリ・ケアは、研修を受けた歯科衛生士が丁寧にサポートいたします。
こちらでは、当院の口腔ケア・口腔リハビリについて詳しくご案内します。
口腔リハビリ・ケアで健康を守りましょう
口腔ケアと口腔リハビリの効果について
定期的な口腔ケア・口腔リハビリを行うことは、お口の中だけでなく全身の健康にもつながります。「食べる力」を取り戻すことは大きな一つの目的ですが、ほかにも誤嚥性肺炎の予防、会話機能の改善など、さまざまな効果が期待できます。
誤嚥性肺炎予防のために
ご高齢の方に多い誤嚥性肺炎では、身体が細菌と戦うため体力を消耗します。ご高齢の方にとっては、それがとても大きな負担に。そんな肺炎を避けるために大切なのが、お口のケアです。定期的な歯科医院スタッフによる口腔ケア、そしてご自身や周囲の方による日々の口腔ケア、この2つのケアが肺炎予防において重要な役割を果たします。
口腔ケアで行うこと
以下は、当院で行っている基本の口腔ケアの内容です。ケアの内容は利用者さまの状態や環境に合わせ、無理なく、より効果的にケアを進められるよう工夫します。
- お口のチェック
- 口腔ケアでははじめに、お口のチェックを行います。虫歯の有無・舌や粘膜・歯肉・お口の乾燥(唾液の分泌状況)・入れ歯・口臭などを丁寧に確認し、お口の状態を把握します。
- マッサージ・舌の体操
- 続いて、お顔・歯肉・粘膜・頸部とその周辺のマッサージ、舌の体操を行います。マッサージや体操を行うことで唾液の分泌を促すとともに、口腔機能の維持・改善や利用者さまのリラクゼーションにつなげます。
- お口の掃除
- 専用の道具を使って、お口のケアのプロである歯科衛生士がお口のクリーニング(歯の汚れ・舌や粘膜・入れ歯など)を行います。
口腔ケア群と対象群の発熱発生者数,肺炎発生者数,肺炎による死亡者数
口腔ケア群 | 対象群 | |
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発熱発生者数(%) | 27名(15%) | 54名(29%) |
肺炎発症者数(%) | 21名(11%) | 34名(19%) |
肺炎による死亡者数(%) | 14名(7%) | 30名(16%) |
出典)要介護高齢者に対する口腔衛生の誤嚥性肺炎予防効果に関する研究:米山 武義、吉田 光由他 日歯医学会誌2001
口腔リハビリとは?
口腔リハビリの目的は、病気・障害・加齢によってお口の機能が低下した場合に、それ以上の悪化を防ぐことです。リハビリは症状に合わせて正しく行うことが大切で、当院では誤嚥(ごえん)に関係する症状・嚥下(えんげ)に関わる障害・感覚の低下・発語の不明瞭といった症状に合わせ、効果的なリハビリテーションをご提案しています。
口腔リハビリで行うこと
当院の口腔リハビリでは、以下のようなリハビリを症状に応じて行っています。
咀嚼力の向上 |
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嚥下の回復 |
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お口の中の感覚低下 |
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発語の改善 |
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当院には管理栄養士が在籍しており、利用者さまへの摂食指導を行うことが可能です。歯科衛生士によるケア・リハビリと、管理栄養士による食事サポート。この2つを連携して行うことで、より効果の高い口腔リハビリのご提案を可能にしています。
口腔ケア・口腔リハビリのご相談・
お申し込みはお電話にてうけたまわっております。
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